南惣の建造物は明治時代における大規模民家の様式で、山懐に昔の雰囲気のなか佇んでいます。
母屋、米蔵(南惣美術館)の建造物は平成18年に、登録有形文化財に指定されました。
美術品とともに情緒ある建物もご覧ください。
母屋、米蔵(南惣美術館)の建造物は平成18年に、登録有形文化財に指定されました。
美術品とともに情緒ある建物もご覧ください。
母屋は玄関といろり端を見ることが出来ます。今でも囲炉裏に薪を燃やしていますので、落ち着いた風情を醸し出しています。自在鉤や古い箪笥などの家具があり昔のたたづまいをうかがい知る事が出来ます。
玄関は日本家屋ならではの広さで、玄関の框(かまち)に腰かけてくつろいでいただけます。また、土間の一角には奧能登の特産物を販売しています。中でも南惣美術館の古地図(奧能登)は当館だけの品です。能登の天然の塩や、手造りの飴など南惣美術館で選んだ品々をご覧くださいませ。
正面の庭には樹齢400年の鶴の羽を広げたような大きな松の木と、同じく樹齢400年の柊があります。
松の木の横には、海からあがった大きな庭石があり、亀のかたちをしています。鶴の松と亀の石の前で写真を撮る楽しみもあります。
古木のドウダンツツジや馬酔木、能登キリシマツツジなどがあり、歴史が感じられます。
松の木の横には、海からあがった大きな庭石があり、亀のかたちをしています。鶴の松と亀の石の前で写真を撮る楽しみもあります。
古木のドウダンツツジや馬酔木、能登キリシマツツジなどがあり、歴史が感じられます。
松 | 柊 |
ノトキリシマツツジ |
美術館と母屋の間にある中庭は京風の庭園になっています。県木のアテの木で作った素朴な休憩コーナーがありますのでゆっくり庭を眺めていただけます。
山野草の笹百合の花(6月)や雪割草(3〜4月)、じえびね、能登キリシマツツジの花もそれぞれの季節にいろどりと優しい雰囲気を楽しむことが出来ます。
山野草の笹百合の花(6月)や雪割草(3〜4月)、じえびね、能登キリシマツツジの花もそれぞれの季節にいろどりと優しい雰囲気を楽しむことが出来ます。
笹百合 |
雪割草 |
その他の季節の花々 |
庭園 |
天領庄屋時代からの米蔵を改装した美術館です。平成18年3月に文化庁の登録有形文化財に指定された建造物です。海鼠壁が落ち着いた風景のなか、歴史を感じさせてくれます。
庭園側から見た蔵の廊下。
床は黒の敷石を使用し、蔵の重厚な黒の扉と白壁のコントラストがとても落ち着いた雰囲気となっています。