展示品について
南家の収集品
南惣美術館では、収蔵品240余点の美術品を、米蔵を改装した館内にて展示しております。
1階エントランス  2階奥 
絵画
竹林山水之図
与謝蕪村
澤庵禅師一行幅
澤庵
群仙図
伝 長谷川等伯
陶器
瓢口平水指
野々村仁清
古九谷船人物文大皿
※展示品について
本多家に伝世した仁清の水指
さりげない作行ながら口を瓢形に開ける着想が斬新。信楽風の胎土という簡素でややもすれば鄙びた素材によりながら、仁清ならではの洗練された造形美を見せている。
【出典:加賀前田家 百万石の茶の湯 利家から現代まで(淡交社発行)】
※展示品について
 (中略)ここの美術館に直径が40.5センチにもなる古九谷の皿がある。それは口紅を施された9角の輪花に縁取られ、見込みの色紙文には小舟に棹さす人物が描かれている。この皿の製作年代は18世紀前半と考えられ、古九谷の範疇に入れるのに異論をとなえるひともいる。されど私は、古九谷と呼びたい。
私は能登を訪れたとき、回り道をしてもこの皿に会いに行く。そして静かな南惣家の展示室へ胸をときめかせて足を踏み入れる。それほどこの作品は風格に満ちたものがある
【出典:中島 誠之助著"「やきもの鑑定50年」拝見させていただきます。"(小学館発行)内「わたしを育ててくれたやきもの」のタイトルの中に南惣美術館所蔵の「古九谷船人物文大皿」について掲載】

黒茶碗 銘:閑居
初代 長次郎
菊文皿
柿右衛門
赤茶碗 銘:青柳
本阿弥光悦
工芸品
砂張十二角銅鑼 銘:龍号
魚住為楽