能登の銘酒


大関出島関と宗玄
 米と水、そして熟練した酒造り人、杜氏、磨き上げた高精白米を伝統の手法と技術により、北陸の寒夜をおかして醸す能登杜氏の心意気と香も新たな、能登宗玄酒は、まさに奥能登で能登杜氏が生んだ、味の芸術品と云えるでしょう。
 能登の宗玄は創業以来、創意とまごころで、酒造りに専念しています。

〒927-1225 石川県珠洲市宝立町宗玄24-22
宗玄酒造株式会社
TEL 0768-84-1314


昭和蔵仕込室

貯蔵タンク

平成蔵仕込室

宗玄酒造の展示品

宗玄の歴史と伝説

 天正五年(一五七七)七月、上杉謙信が七尾城を攻め能登守護職畠山式部大輔義春を滅したとき、たまたま十三夜の月にまみえ、「露は軍営に満ちて秋気清し」の七絶をを詠じたことは、史上あまりにも有名であるが、そのとき一族の畠山左衛門尉宗元はは、若年にして刀剣一振と共に城を脱れ、珠洲郡松波城に入り、城主畠山義親の許で成長したが、のち同郡鵜島村地内に田地二百石を贈られ、宗玄と改姓して一戸を構えたのが、現在の当社の場所である。
 慶長九年(一六〇四)前田利長によって、十村の制度が布かるるや、間もなく十村役となり、のち次男に隣地を分つて分家させ、肝煎頭として十村役を補佐させた。